色々持ってるレトロPC
初めて買ったパソコンはPC-9801RAだったけど、ゲーム以外のパソコンの面白さとか、見える世界が一気に広がったのはTOWNSだった。
夏の地獄工場でバイトして買ったFM-TOWNSII HR、486SX 20MHzとかクッソ速ぇ! 8MBの増設メモリ(当時3萬円)と、MAC用として出回ってたQuantumの700MB SCSI HDD突っ込んで超お気に入りでしたな。
wiki見たら1992年秋モデルらしいから、30年前か。 モーター使ってない家庭用ゲーム機とかだったら、案外維持簡単なのかもしれないけど、TOWNSは独自規格の塊すぎて色々ヤバイ。 とりあえずCD-ROMドライブが逝ったら、同世代機のドナーを探す以外事実上修理不可。
長期放置で色々痛んでるだろうし、実はこの記事書く前にネットで探して、レストア請け負ってくれる人に依頼したんすよ。 したら、まさかの電源故障で修理不可。 もう年代的に仕方ないけど、電源コンデンサからの液漏れで、特殊チップが逝った・・・らしい?
オブジェにして持っておこうかとも思ったけど、何となく欲が出てきて、ちょっと本格的にやる気になってきたんで、ご開帳。

この灰色ベースで黒のさし色、緑文字がTOWNS。
実はこれ金属塗装の上にグレーに塗ってある。 金かかってるなー
HRの電源が壊れるのは良くあるらしく、ATX電源化の記事があったんで、ケーブル作ってみた。

汎用品が使えるようになるのは非常に心強い。 但しこれだと本体の電源ボタンが使えなく、このケーブルに設けたスイッチで入切する事になる。、
材料:
AINEX ATX用電源延長ケーブル [ 30cm ] WAX-2430A
MOLEX 中継用コネクタ 4.2mmピッチ ニューミニフィット リセプタクルハウジング 5557 極数16
MOLEX 中継用コネクタ 4.2mmピッチ ニューミニフィット ターミナル 5556 メス形状 バラ状
Panasonic WN5001
ニチフ TMEV TC-1.25-11-RED
圧着工具:
エンジニア 精密圧着ペンチ PAD-12
マーベル MH-155
ピンアサイン

このために買った、seasonicの650W

TOWNS自体は150Wぐらいだったかな。 650Wは明らかにオーバースペックで、すんごい効率悪いところで動いてると思う。 まぁでも10年間新品交換保証とか、電源はやっぱSeasonicだな!
背面パネルは後で閉じるとして、キメラ感が半端ない。

まぁ、動かんより動いた方が良い。 最悪、他のPC98系もATX電源化するかもだし。
スイッチョーン

キタ!
勿論C-MOSが飛んでるから、CDから立ち上げて、コマンドプロンプトでQ:\T_FILE\SETCRASH.EXEでリセット。
TownsOSからドライブ文字割り当て+RAMドライブ設定で、,HDDから起動出来るようになる。
当時の、今見ると黒歴史以外の何物でもないブツとか、HDDに色々入ったままで噴いた。 しばらくあれこれ触ってたら、やっぱり何となくワクワク感あるな。
残りの問題
メインボード他のコンデンサ交換
FDD2が死んでる
CD-ROMドライブ開閉時の異音
HDDが死にそうな音してる
http://h2.blog9.fc2.com/blog-entry-2952.html
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